ビルメンは建物ドクター~ビルにもかかりつけ医が必要です~

2021年2月8日 ビルメンは建物ドクター~ビルにもかかりつけ医が必要です~

突然ですが、ビルメンテナンスってなぜ必要だと思いますか?

 

ビルをいつでも清潔に心地よく使ってもらうため?

→ピンポン!正解!

 

法律で義務付けられているから?

→ピンポン!正解!

 

だから、法律で義務付けられている内容だけでいいんでしょ?

→ブッブー!不正解!

 

こんにちは!

新潟県ビルメンテナンス協会です。

新潟の皆さんに「ビルメンテナンス」をより身近に感じていただき、より深く理解していただくために、ブログを書いています。

 

今回は「ビルメンテナンス(略して「ビルメン」)ってなんで必要なの?」というお話をします。正直、ビルのオーナーくらいしか、この話題に興味はないと思いますが(笑)、今後もしかしたらあなたもビルを買いたくなるかもしれない!…その時のために、要チェックです。

 

1.法定点検は健康診断

 

建物の規模や用途に応じて、様々な法律によって定められた「法定点検」と呼ばれるものがあります。この点検業務を行うのもビルメンの大切な仕事。定められた項目をしっかりと点検し、報告書を作成し、各法律に基づき手続きを行います。

 

企業で働くみなさんにも、年に1回「健康診断」がありますよね?あれも労働安全衛生法という法律によって定められたもの。建物の法定点検もこれと同じく、必要最低限のチェック、健康診断なのです。

 

 

2.資産管理の観点から必要なビルメンテナンス

 

しかしこの法定点検は「最低限」の内容。「利用する人の使い心地」「美しさ」「建物が長持ちすること」を考えられたものではありません。そこでビルメンは「法定点検+こんなメンテナンスを行うといいですよ」というご提案をします。それは建物というあなたの資産の価値を高めるためです。

 

歯医者さんの定期メンテナンスに近いかもしれません。「予防歯科」と同じで「予防保全」という考え方があり、定期的に点検や修繕を重ね、痛み過ぎる前に対処する。つまり資産の価値をなるべく高く、なるべく長く保つための活動なのです。

 

 

3.ビルメンはビルのかかりつけ医「建物ドクター」

 

…ということで、ビルメンって何?と言われたら、おそらく定期健診もできてメンテナンスもできる、「ビルのかかりつけ医」なんだと思います。人も健康のためにかかりつけ医が大切なのと同じように、ビルにも必要。あなたもビルのオーナーになったら、親身になって寄り添ってくれる、素敵なかかりつけ医を見つけてくださいね!

 

 

今日は少し硬いお話でした。

また次回はお仕事現場をご紹介したいと思います!

ではまた~♪